FXは手法だけでは勝てず、資金管理が最も重要!
このブログの会員になった方は、おそらく「専業トレーダーというのはどのような手法でやっているのか?」を知りたくて読んでくださってるのだと思います。
ただ、「FXをやる」というのは手法も大事なのですが、実際の話、「FXで勝つ」となると手法というのはどうでもよくて資金管理が一番重要なのであります。
このことに気づいてない方は多く、ひたすら勝てる手法を探し続け、時間とお金を溶かしていくのであります。
ランダムに動く相場の世界、値動きに決まり事なんてものはないので必ず勝てる手法はありません。
ただ、資金管理をきちんとすると、上がるか下がるかの2択のFXでは勝てる可能性がグッと上がってきます。
できればしたくない「損切り」。
そりゃそうですよね、汗水たらして稼いだお金が減ってしまうんですから。
減るだけならまだいいけど、全部なくなっちゃったら目も当てられない、、、。
でも、そういうことってFXの世界では当たり前のように起こります。
それと、、、、
「先週まではちょっとづつ稼いで負けた日はなかったんだけど、今日一気に残高をすっ飛ばした。」
なんて話はしょっちゅう聞きます。
いわゆる「コツコツドカ~ン」というやつですね。
僕自身も何回もそういうことしてます。
人間ってのはですね、例えば含み損抱えてる時、勝手に自分にとっていい方に考えてしまう生き物なのですよ。
パチンコと同じなんですよね。
10万円握りしめてパチンコ屋に行き、「1万円でも勝ったらサクッとやめよう」なんて思って打ち出すんですが、1万、、2万、、3万円と、、、、つぎ込んでも当たらない。
そこからは「せめて半分返ってこないかな?」って思って打ち続けてしまう。
でね、5万円くらい使ってから出だして2.5万円くらい出ても「流れは変わった!もう少し!」なんて思って打ち続けて結局5万円負けて帰ってくるんです。
これね、FXで含み損抱えてる時と同じ心理状態なんですよね。
上でのパチンコでの場合は、10万円資金のうちの半分5万円で済んでますが、FXの場合は半分で済む場合は少なく、そういう心理状態になったら10万円全部負けちゃうパターンが多いのです。
これは、現金を財布から出して入金し打つパチンコと違って、FXの場合は一度入金すると単なる数字となってしまい現金を見ないからだと思われます。
だからですね、「資金の○○%損失が出たらやめる」みたいなルール作って守っていかないと、あっという間にあなたの資金はFXの世界にすべて飲み込まれてしまいます。
お薦めはですね、資金の30%。
資金の30%の含み損を抱えたら、そのトレードは終わりにするというのを徹底してください。
僕はもう何年もFXやってきたし、ブログとかやってる関係で多くのFXトレーダーさんの話も聞いてきました。
だから断言するんですけど、必ずですね、口座の資金がすべて吹っ飛ぶようなアンラッキー的な事はあなたにも必ず訪れます。
だから、30%負けたら無感情に切る、、、、、
これを必ず守ってください。
ドルストレートや、その他(ユーロクロス、ポンドクロスetc)などでは計算が違ってきます。
最下段に計算方法を書いておきます。
負けること前提で物事を考えていくのはなんか嫌ですが、トレードの世界ではこれやってくしかないです。
先ほどですね、「資金の30%含み損抱えたら切る」というお話をしましたよね。
例えば、あなたの資金が10万円だとしましょう。
なので、1回のトレードで負けれる金額は3万円ですよね。
でね、ここで負けていいpipsを決めてしまうんです。
お薦めはですね、100pipsです。
100pipsで3万負けていいということは、賭けるロットは3万通貨となります。
ややこしいのですが3万通貨というのは、日本のFX業者を使ってる場合=3ロット、XMのような海外業者を使ってる場合=0.3ロット、と呼びます。
でもね、、、、
100pips逆行する場合なんてFXでは当たり前のようにあることなんですよね。
それだとですね、本当に運悪く3連続損切りとなったらほとんど資金はなくなっちゃうわけです。
僕が設定した「含み損100pipsまで」というのを聞いて、ある程度FXの経験がある方は「サカイはアホちゃう? せいぜい30pipsで損切りはした方がええやろ!」なんて言うかもしれません。
でもね、、僕も含め、僕の周りの稼いでるトレーダーさん達もだれも30pips程度では損切りしませんよ。
たしかに損切りは必要。
でもね、よくあるFXの教科書に書いてるような損切りのルールなんかを鵜呑みにして語る人が多いんだけど、そういう人達で大きく資金を増やした人を僕は知りません。
あっ、話を元に戻しますが、先ほどの損切りのルールだとですね3回負けたら終わっちゃうでしょ。
でもね、分散エントリーをしてけばそうはあまりならなくなっていくんです。
先ほど、、、
・負けていいのは資金の30%。
・100pips負けて資金の30%がなくなるロットでやる。
ということをお薦めしましたよね。
10万円の資金なら、3万通貨でやるということになります。
ただ、いっぺんに3万通貨を賭けてしまうのはリスクが高いです。
そこでですね、分散してエントリーしていくことをお薦めします。
例えばですね、最大5回にわけてエントリーすると想定して、3万通貨を6千通貨ごとに賭けていきます。
100pipsを5回に分けるわけですから、20pipsづつエントリー側と逆行したら打ってくわけです。
いわゆるナンピンのような形になるのですが、最初にエントリーするロットを分散してるので意味合いが少し変わってきます。
エントリーを分散するとですね、勝率がどんな手法よりも上がります。
ただですね、思惑通りエントリーした方向に行った場合の利益が1/5になってしまいます。
でもね、、、
考えてもみて下さい。
「勝率下がるよりええやろ~!」
ではないでしょうか。
あとね、、、
分散なしの3万通貨で100pips負けると3万円失いますが、6.000通貨の5回の分散(トータル3万通貨)で100pips負けると18.000円の損失で済みます。
もちろんですね、わざわざ100pips負けるというのもアホくさいですから、途中でやばいと思えば切ってしまうという選択肢もあります。
例えば、どこかの国の要人が重要な発言をしたとかわかれば、そりゃぁ~どうなるかわからないので途中で切ってしまうというのもありなわけです。
でもね、、、
僕だったらですよ、、本当に僕だったらなんですが、、、
資金がまだ少なく賭けるロットも小さいのであれば、100pips負けた後にですね、そこから同じことを繰り返しますね。
その場合、100pipsでは一度切り損失を確定させます。
そこからですね、6.000通貨で20pipsづつ打っていきます。
つまりですね、200pipsを2回に分けて分散エントリーするわけです。
その時に最悪負けても36.000円ですよね。
負けていい金額は3万円だったから6.000円オーバーしてしまいますが、まぁヨシとします。
僕はいつも書いてる記事内(サカイのタイムライン内)で、1日のボラ(その日の動いた幅)を気にしていることが多いと思います。
会員の方はもちろん、動画を見て会員になったばかりの方もご存知のように僕は逆張りメインです。
逆張りはですね、トレンドの途中で入ってしまうと恐ろしいことになります。
でも、、、どこでトレンドが始まるのかわからないのと同じようにどこで終わるのかもわからんのです。
だからですね、、、待つんです。
例えばですね、ポンドドルがその日に100pips上昇や下降をするのを待ってからエントリーを考えるんですよ。
でね、先ほどの方法、最大200pips(2回に分けてですが)まで分散エントリーで耐えるやり方だとですね、その日300pips動くのに耐えられるということになるわけです。
1日300pipsというのは、暴れん坊(よく動くという意味)で知られているポンドドルでもそうはないんです。
トレンドが転換すればもちろん大きく儲けることができますし、そうはならないにせよ「押し目」や「戻り」を作れば助かってしまうことが多いのです。
以前までは1時間足のRSI(14)が買われ過ぎ、売られ過ぎになってからとかにしてたのですが、最近は値幅だけを見てやってます。
FXはですね、信長、秀吉、家康で言えば、「泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス」の家康タイプがいいんです。
チャートとにらめっこして待つのは確かに苦痛。
でも、難しい手法を苦労して習得するよりも待つだけの方が楽だし、しかも勝てるんです。
あとね、「移動平均線がゴールデンクロスして、MACDのシグナル線が買いシグナル出してて、、」みたいな複数の根拠が出るのを待つよりも値幅が出ることを待った方が勝率はいいと思います。
待つってのも手法の内なんです。
用意できるFXの資金は人それぞれです。
なので、資金管理はやり方は同じにせよ、ロットや損切り額などはその人その人で異なってきます。
ですので、上に書いた説明通り、一度ご自分の資金に合わせて計算してみて下さい。
そりゃね、資金は大いにこしたことはないんです。
ただね、極少資金しか用意できない人でも、やることは同じですし、辛いのは最初だけ、、。
眠い目こすって頑張ってるのに、1日何百円しか儲けられない日が長く続くかもしれません。
でも、耐えるのですよ、、、。
もちろんですね、上記したやり方やったら必ず資金が永遠と増えていくわけじゃないです。
口座を飛ばすことだって十分考えられます。
なのでね、資金が少ない人はそういう時の損失が少なく済むくらいのポジティブな考えでやるべき。
でもね、FXは1万通貨で1万円稼ぐよりも、100万通貨で10万円稼ぐ方が遥かに楽なんです。
楽というより勝ちやすいという表現の方がいいかな、、、。
だから、ロットは必ず上げていかねばなりません。
皆さまは、お小遣い稼ぐためじゃなく、大きく稼ぐためにFXを始めたんですよね?
だったら、必ず複利運用していきましょう。
上で書いた例で説明するとですね、
10万円の資金なら3万円まで負けてよくて、6.000通貨の5回分散でしたよね。
でも、勝って資金が11万円になったら細かいですが、33.000円まで負けてよくて、6.600通貨の5回分散なわけです。
面倒くさいかもしれませんが、資金が1.000円増えても資金管理計算をやり直すくらいじゃないと増え方が加速しません。
複利運用はある時期から急に資金が加速して増えていきます。
その時期は人によって感じ方が違います。
一万円もうかって「やったぁ~」と思う人と、「チェッ、一万円かよ、、、」と思う人では感じ方が違うからです。
でもね、「加速してきたな!」って思う時期まで耐えられない人がほとんどなんです。
僕がFXをやってて唯一自慢できるのは、その時期までちゃんと耐えたということ。
いやいや、、、本当それだけなんです。
毎日10pips獲ってもう何年になるかなぁ~、、、。
そうなればですね、今の資金の百倍、、人によっては千倍とかになってるんですよ。
「毎日コツコツ、複利で大きく」やってきましょう。
もちろん、負けちゃえば、減った資金から計算し直してやればいいだけの話。
相場はですね、生き残ってさえいれば何度でもチャレンジできるんです。
耐えるっていったって、毎日トレードするなら2~4年の話です。
人によっては数か月で達成できます。
最後に、、、
FXとは忍耐です。
自分の時間を削って稼ぐもの。
頑張ってください!!
上記の説明では3万通貨で100pipsだと3万円の損失や利益としましたが、これはドル円とクロス円の話に限ってです。
通貨ペアのですね、例えばユーロドルなら EUR/USD と表しますよね。
このですね 「/」 の右側部分、つまりユーロドルなら USD の部分のレートで変わってきます。
ユーロドルで例えば3万通貨でやって20pips負けたとします。
その時(ポジションを閉じる瞬間)ですね、USDだからドル円が112円ちょうどだとします。
だと、、、
3万×0.2×1.12
となり6.720円の損失となります。
これがドル円やクロス円だと
3万×0.2×1.00
で6.000円の損失となります。
つまりですね、

なのです。
じゃぁ、皆さんなじみがないかもしれませんが、ユーロオージーでやってみましょう。
ユーロオージーは EUR/AUD となりますね。
なので ポジションを閉じるときの AUD/JPY の値段で損失・利益が変わってきます。
例えば、ユーロオージーを3万通貨で20pips負けたとしましょう。
ポジションを閉じた時のオージー円の値段が78.46円だったとしましょう。
その場合、、、
3万×0.2×0.7846
となり 4.706円の損失となり、だいぶ安くなります。
でですね、上記した 「100pipsで3万円の損失」 という設定の場合!
ドル円、クロス円以外はやっていいロットが変わってきますよね。
例えばポンドドルなら、、、、
ポジションを閉じるときのドル円の値段で変わってきますので、、、
仮にドル円が112.50の時にポジションを閉じたとしましょう。
その場合 30.000÷1.1250 となり、、、
やっていいロットは 26.666通貨 となります。
じゃぁ、ユーロポンドの場合はですと、、、、
EUR/GBP ですから GBP/JPY のポジションを閉じるときの値段によって変わってきます。
ポンドは円に対してかなり高いですよね、、、、。
じゃぁ、ポンド円がポジションを閉じるときに144.50だと仮定しましょう。
その場合、 30.000÷1.4450 となり、、、
やっていいロットは 20.761通貨となります。
ただ、エントリー前にポジションを閉じるときのレートなんてそれこそ予想できないわけですから、
だいたいでやっときましょう。
感覚的にこんな感じでやります。
通貨ペア(○○○/○○○)の右側が、、、、、
円の場合=負けていい額÷1.0
ドルの場合=負けていい額÷1.1
ユーロの場合=負けていい額÷1.25
ポンドの場合=負けていい額÷1.45
豪ドルの場合=負けていい額÷0.8
ニュージードルの場合=負けていい額÷0.75
ドルカナダの場合=負けていい額÷0.85
くらいロットの感じでやってみて下さい。
おおざっぱに書けば、、、通貨ペア名の右側が、、、
・ユーロやポンドならロットを減らす
・オージーやカナダ・ニュージーならロットを増やす
みたいな感じを頭に入れておいてください。
もちろん、レートは一瞬一瞬動いているわけですから、上記よりかけ離れてしまった場合はその時のレートで計算し直して下さい。
ただ、スキャルピングは一瞬の判断が必要になってきます。
その時に、通貨ペアの右側のクロス円の値段調べて、やっていいロットを計算してなんてやってちゃ無理ですよね。
なので、その日トレードするとなったら、その時のレートで予めロットを計算しておき、その日はそのロットでやるようにした方がいいと思います。
ちょうど100pipsで切るなんてことはする必要はなく、負けていい額になってしまったら切るという感じにして下さい。
ただ、資金管理をきちんとすると、上がるか下がるかの2択のFXでは勝てる可能性がグッと上がってきます。
FX初心者がはまる「損切りできない病」!
できればしたくない「損切り」。
そりゃそうですよね、汗水たらして稼いだお金が減ってしまうんですから。
減るだけならまだいいけど、全部なくなっちゃったら目も当てられない、、、。
でも、そういうことってFXの世界では当たり前のように起こります。
それと、、、、
「先週まではちょっとづつ稼いで負けた日はなかったんだけど、今日一気に残高をすっ飛ばした。」
なんて話はしょっちゅう聞きます。
いわゆる「コツコツドカ~ン」というやつですね。
僕自身も何回もそういうことしてます。
人間ってのはですね、例えば含み損抱えてる時、勝手に自分にとっていい方に考えてしまう生き物なのですよ。
パチンコと同じなんですよね。
10万円握りしめてパチンコ屋に行き、「1万円でも勝ったらサクッとやめよう」なんて思って打ち出すんですが、1万、、2万、、3万円と、、、、つぎ込んでも当たらない。
そこからは「せめて半分返ってこないかな?」って思って打ち続けてしまう。
でね、5万円くらい使ってから出だして2.5万円くらい出ても「流れは変わった!もう少し!」なんて思って打ち続けて結局5万円負けて帰ってくるんです。
これね、FXで含み損抱えてる時と同じ心理状態なんですよね。
上でのパチンコでの場合は、10万円資金のうちの半分5万円で済んでますが、FXの場合は半分で済む場合は少なく、そういう心理状態になったら10万円全部負けちゃうパターンが多いのです。
これは、現金を財布から出して入金し打つパチンコと違って、FXの場合は一度入金すると単なる数字となってしまい現金を見ないからだと思われます。
だからですね、「資金の○○%損失が出たらやめる」みたいなルール作って守っていかないと、あっという間にあなたの資金はFXの世界にすべて飲み込まれてしまいます。
お薦めはですね、資金の30%。
資金の30%の含み損を抱えたら、そのトレードは終わりにするというのを徹底してください。
僕はもう何年もFXやってきたし、ブログとかやってる関係で多くのFXトレーダーさんの話も聞いてきました。
だから断言するんですけど、必ずですね、口座の資金がすべて吹っ飛ぶようなアンラッキー的な事はあなたにも必ず訪れます。
だから、30%負けたら無感情に切る、、、、、
これを必ず守ってください。
負けられる金額がわかればロットが決まる!
*ここからの説明はドル円、クロス円での話を説明していきます。ドルストレートや、その他(ユーロクロス、ポンドクロスetc)などでは計算が違ってきます。
最下段に計算方法を書いておきます。
負けること前提で物事を考えていくのはなんか嫌ですが、トレードの世界ではこれやってくしかないです。
先ほどですね、「資金の30%含み損抱えたら切る」というお話をしましたよね。
例えば、あなたの資金が10万円だとしましょう。
なので、1回のトレードで負けれる金額は3万円ですよね。
でね、ここで負けていいpipsを決めてしまうんです。
お薦めはですね、100pipsです。
100pipsで3万負けていいということは、賭けるロットは3万通貨となります。
ややこしいのですが3万通貨というのは、日本のFX業者を使ってる場合=3ロット、XMのような海外業者を使ってる場合=0.3ロット、と呼びます。
でもね、、、、
100pips逆行する場合なんてFXでは当たり前のようにあることなんですよね。
それだとですね、本当に運悪く3連続損切りとなったらほとんど資金はなくなっちゃうわけです。
僕が設定した「含み損100pipsまで」というのを聞いて、ある程度FXの経験がある方は「サカイはアホちゃう? せいぜい30pipsで損切りはした方がええやろ!」なんて言うかもしれません。
でもね、、僕も含め、僕の周りの稼いでるトレーダーさん達もだれも30pips程度では損切りしませんよ。
たしかに損切りは必要。
でもね、よくあるFXの教科書に書いてるような損切りのルールなんかを鵜呑みにして語る人が多いんだけど、そういう人達で大きく資金を増やした人を僕は知りません。
あっ、話を元に戻しますが、先ほどの損切りのルールだとですね3回負けたら終わっちゃうでしょ。
でもね、分散エントリーをしてけばそうはあまりならなくなっていくんです。
やっていいロットを更に分散してエントリーしていく。
先ほど、、、
・負けていいのは資金の30%。
・100pips負けて資金の30%がなくなるロットでやる。
ということをお薦めしましたよね。
10万円の資金なら、3万通貨でやるということになります。
ただ、いっぺんに3万通貨を賭けてしまうのはリスクが高いです。
そこでですね、分散してエントリーしていくことをお薦めします。
例えばですね、最大5回にわけてエントリーすると想定して、3万通貨を6千通貨ごとに賭けていきます。
100pipsを5回に分けるわけですから、20pipsづつエントリー側と逆行したら打ってくわけです。
いわゆるナンピンのような形になるのですが、最初にエントリーするロットを分散してるので意味合いが少し変わってきます。
エントリーを分散するとですね、勝率がどんな手法よりも上がります。
ただですね、思惑通りエントリーした方向に行った場合の利益が1/5になってしまいます。
でもね、、、
考えてもみて下さい。
「勝率下がるよりええやろ~!」
ではないでしょうか。
あとね、、、
分散なしの3万通貨で100pips負けると3万円失いますが、6.000通貨の5回の分散(トータル3万通貨)で100pips負けると18.000円の損失で済みます。
もちろんですね、わざわざ100pips負けるというのもアホくさいですから、途中でやばいと思えば切ってしまうという選択肢もあります。
例えば、どこかの国の要人が重要な発言をしたとかわかれば、そりゃぁ~どうなるかわからないので途中で切ってしまうというのもありなわけです。
でもね、、、
僕だったらですよ、、本当に僕だったらなんですが、、、
資金がまだ少なく賭けるロットも小さいのであれば、100pips負けた後にですね、そこから同じことを繰り返しますね。
その場合、100pipsでは一度切り損失を確定させます。
そこからですね、6.000通貨で20pipsづつ打っていきます。
つまりですね、200pipsを2回に分けて分散エントリーするわけです。
その時に最悪負けても36.000円ですよね。
負けていい金額は3万円だったから6.000円オーバーしてしまいますが、まぁヨシとします。
「待つ」というのは一番勝てる手法だったりする!
僕はいつも書いてる記事内(サカイのタイムライン内)で、1日のボラ(その日の動いた幅)を気にしていることが多いと思います。
会員の方はもちろん、動画を見て会員になったばかりの方もご存知のように僕は逆張りメインです。
逆張りはですね、トレンドの途中で入ってしまうと恐ろしいことになります。
でも、、、どこでトレンドが始まるのかわからないのと同じようにどこで終わるのかもわからんのです。
だからですね、、、待つんです。
例えばですね、ポンドドルがその日に100pips上昇や下降をするのを待ってからエントリーを考えるんですよ。
でね、先ほどの方法、最大200pips(2回に分けてですが)まで分散エントリーで耐えるやり方だとですね、その日300pips動くのに耐えられるということになるわけです。
1日300pipsというのは、暴れん坊(よく動くという意味)で知られているポンドドルでもそうはないんです。
トレンドが転換すればもちろん大きく儲けることができますし、そうはならないにせよ「押し目」や「戻り」を作れば助かってしまうことが多いのです。
以前までは1時間足のRSI(14)が買われ過ぎ、売られ過ぎになってからとかにしてたのですが、最近は値幅だけを見てやってます。
FXはですね、信長、秀吉、家康で言えば、「泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス」の家康タイプがいいんです。
チャートとにらめっこして待つのは確かに苦痛。
でも、難しい手法を苦労して習得するよりも待つだけの方が楽だし、しかも勝てるんです。
あとね、「移動平均線がゴールデンクロスして、MACDのシグナル線が買いシグナル出してて、、」みたいな複数の根拠が出るのを待つよりも値幅が出ることを待った方が勝率はいいと思います。
待つってのも手法の内なんです。
FXはロット増やしてナンボ!! 複利運用してくべし!!
用意できるFXの資金は人それぞれです。
なので、資金管理はやり方は同じにせよ、ロットや損切り額などはその人その人で異なってきます。
ですので、上に書いた説明通り、一度ご自分の資金に合わせて計算してみて下さい。
そりゃね、資金は大いにこしたことはないんです。
ただね、極少資金しか用意できない人でも、やることは同じですし、辛いのは最初だけ、、。
眠い目こすって頑張ってるのに、1日何百円しか儲けられない日が長く続くかもしれません。
でも、耐えるのですよ、、、。
もちろんですね、上記したやり方やったら必ず資金が永遠と増えていくわけじゃないです。
口座を飛ばすことだって十分考えられます。
なのでね、資金が少ない人はそういう時の損失が少なく済むくらいのポジティブな考えでやるべき。
でもね、FXは1万通貨で1万円稼ぐよりも、100万通貨で10万円稼ぐ方が遥かに楽なんです。
楽というより勝ちやすいという表現の方がいいかな、、、。
だから、ロットは必ず上げていかねばなりません。
皆さまは、お小遣い稼ぐためじゃなく、大きく稼ぐためにFXを始めたんですよね?
だったら、必ず複利運用していきましょう。
上で書いた例で説明するとですね、
10万円の資金なら3万円まで負けてよくて、6.000通貨の5回分散でしたよね。
でも、勝って資金が11万円になったら細かいですが、33.000円まで負けてよくて、6.600通貨の5回分散なわけです。
面倒くさいかもしれませんが、資金が1.000円増えても資金管理計算をやり直すくらいじゃないと増え方が加速しません。
複利運用はある時期から急に資金が加速して増えていきます。
その時期は人によって感じ方が違います。
一万円もうかって「やったぁ~」と思う人と、「チェッ、一万円かよ、、、」と思う人では感じ方が違うからです。
でもね、「加速してきたな!」って思う時期まで耐えられない人がほとんどなんです。
僕がFXをやってて唯一自慢できるのは、その時期までちゃんと耐えたということ。
いやいや、、、本当それだけなんです。
毎日10pips獲ってもう何年になるかなぁ~、、、。
そうなればですね、今の資金の百倍、、人によっては千倍とかになってるんですよ。
「毎日コツコツ、複利で大きく」やってきましょう。
もちろん、負けちゃえば、減った資金から計算し直してやればいいだけの話。
相場はですね、生き残ってさえいれば何度でもチャレンジできるんです。
耐えるっていったって、毎日トレードするなら2~4年の話です。
人によっては数か月で達成できます。
最後に、、、
FXとは忍耐です。
自分の時間を削って稼ぐもの。
頑張ってください!!
*通貨ペアによる損失・利益額の計算方法
上記の説明では3万通貨で100pipsだと3万円の損失や利益としましたが、これはドル円とクロス円の話に限ってです。
通貨ペアのですね、例えばユーロドルなら EUR/USD と表しますよね。
このですね 「/」 の右側部分、つまりユーロドルなら USD の部分のレートで変わってきます。
ユーロドルで例えば3万通貨でやって20pips負けたとします。
その時(ポジションを閉じる瞬間)ですね、USDだからドル円が112円ちょうどだとします。
だと、、、
3万×0.2×1.12
となり6.720円の損失となります。
これがドル円やクロス円だと
3万×0.2×1.00
で6.000円の損失となります。
つまりですね、

なのです。
じゃぁ、皆さんなじみがないかもしれませんが、ユーロオージーでやってみましょう。
ユーロオージーは EUR/AUD となりますね。
なので ポジションを閉じるときの AUD/JPY の値段で損失・利益が変わってきます。
例えば、ユーロオージーを3万通貨で20pips負けたとしましょう。
ポジションを閉じた時のオージー円の値段が78.46円だったとしましょう。
その場合、、、
3万×0.2×0.7846
となり 4.706円の損失となり、だいぶ安くなります。
でですね、上記した 「100pipsで3万円の損失」 という設定の場合!
ドル円、クロス円以外はやっていいロットが変わってきますよね。
例えばポンドドルなら、、、、
ポジションを閉じるときのドル円の値段で変わってきますので、、、
仮にドル円が112.50の時にポジションを閉じたとしましょう。
その場合 30.000÷1.1250 となり、、、
やっていいロットは 26.666通貨 となります。
じゃぁ、ユーロポンドの場合はですと、、、、
EUR/GBP ですから GBP/JPY のポジションを閉じるときの値段によって変わってきます。
ポンドは円に対してかなり高いですよね、、、、。
じゃぁ、ポンド円がポジションを閉じるときに144.50だと仮定しましょう。
その場合、 30.000÷1.4450 となり、、、
やっていいロットは 20.761通貨となります。
ただ、エントリー前にポジションを閉じるときのレートなんてそれこそ予想できないわけですから、
だいたいでやっときましょう。
感覚的にこんな感じでやります。
通貨ペア(○○○/○○○)の右側が、、、、、
円の場合=負けていい額÷1.0
ドルの場合=負けていい額÷1.1
ユーロの場合=負けていい額÷1.25
ポンドの場合=負けていい額÷1.45
豪ドルの場合=負けていい額÷0.8
ニュージードルの場合=負けていい額÷0.75
ドルカナダの場合=負けていい額÷0.85
くらいロットの感じでやってみて下さい。
おおざっぱに書けば、、、通貨ペア名の右側が、、、
・ユーロやポンドならロットを減らす
・オージーやカナダ・ニュージーならロットを増やす
みたいな感じを頭に入れておいてください。
もちろん、レートは一瞬一瞬動いているわけですから、上記よりかけ離れてしまった場合はその時のレートで計算し直して下さい。
ただ、スキャルピングは一瞬の判断が必要になってきます。
その時に、通貨ペアの右側のクロス円の値段調べて、やっていいロットを計算してなんてやってちゃ無理ですよね。
なので、その日トレードするとなったら、その時のレートで予めロットを計算しておき、その日はそのロットでやるようにした方がいいと思います。
ちょうど100pipsで切るなんてことはする必要はなく、負けていい額になってしまったら切るという感じにして下さい。