FXで勝つには2度以上サポート、レジスタンスされたところを探す!

FXをテクニカル分析でトレードしていく上で非常に重要なのが2度同じようなレートで抑えられたところを探すことです。 1度ではなく2度抑えられると市場参加者にそのレートは意識されるものとなります。


ダブルトップ・ダブルボトムとは!

FX初心者の皆さんも「ダブルトップ」、「ダブルボトム」という言葉は聞いたことがあると思います。

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上の図をご覧ください。

ダブルトップ、ダブルボトムとも赤い①と②のところで止まって折り返しています。

ダブルボトムでは①,②のところを「谷」と呼び、2つの谷の間の「山」をネックラインと呼びます。

ダブルトップでは逆に、①、②のところを山と呼び、2つの山の間の谷がネックラインとなります。


キレイな形となるのは稀である。


ただ、皆さんもご存知のように、こんなにきれいに山と谷を作ってくれるのは稀で、ほとんどは上図の形を基本とした変形系がチャートには現れます。

また、上図のようにきれいな形を形成しても下図のように崩れてしまう場合も多々あります。

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じゃぁ、「ダブルトップ、ダブルボトムなんて知っても意味ないじゃん!」てなことになりますが、

そうでもないんです。

2回抑えられたところ、その後重要なレートとなる。



ダブルトップとかダブルボトムって言葉や形を意識してしまうとダマシにあいやすいのですが、同じようなレートで2回以上抑えられてるところは市場参加者に必ずと言っていいほど意識されます

この「意識される」って言葉ですが、FX初心者の方には「どういう意味?」と思われる方も少なくないと思います。

大まかに説明すると「意識される」というのは、、、

・「またそこで抑えられそう!」

・「そこを抜ければ伸びそう!」

という二通りの真逆の考えのトレーダーが出てくるという意味です。

私が毎日このブログで書いている「今日の目ぼしいライン」はこの2つの真逆の考えのトレーダーが出てきそうなレートにラインを引いているのです。

ダブルトップ・ボトムの言葉・形は一旦忘れる



冒頭で説明しといて申し訳ないのですが、「ダブルトップ」、「ダブルボトム」という言葉と形は一旦忘れてしまって下さい。

どんなFXの教科書にも出てくるこの言葉・形ですが、私が思うに「ダブルトップができた、じゃぁショートだ!」とか「ダブルボトムができた、じゃぁロングやん!」と考えてしまうのが負けやすくしているのではないかと思うのです。

よく「ネックライン抜けでエントリー!」とか書いてありますもんね。

でもチャートを見てみて下さい、そんなにきれいなダブルトップ・ボトムって見つからなくないですか?(日足や週・月足レベルは別です)。

そう、ダブルトップ・ボトムとかの言葉や形を知ってしまったがために、2回同じところで止まると「そうなる!」と勝手に想像してしまうのですよね。

プロトレーダー達ってのは、こういう個人トレーダーが考えそうなとこを巨額の資金を使って打ち破ってきます。

そう「ダブルトップだ!」とか「ダブルボトムだ!」とか思ってエントリーした個人トレーダーのポジションの損切りを狙ってくるのです。

2回抑えられたラインでのエントリーの考え方!


2回同じようなところで抑えられて、ダブルトップとかダブルボトムとかを作りそうになることはたくさんあります。

ネックラインをちゃんと抜けてダブルトップ・ボトムを形成したのなら素直についていけばいい。

ただ、「ダブルトップ・ボトムを作りそう!」と思ってフライング気味にエントリーしてしまうのはダメです。

では、2回同じようなところで抑えられたところを見つけた際、どうやってエントリーを考えていくのか?

文章で書くのは面倒くさいので動画で説明します。